胃軸捻症
胃軸捻症とは
【胃軸捻症の症状】
新生児あるいは生後早い時期の乳児が嘔吐を主な症状として発症します。
その他には、便秘と腹部膨満をともないます。朝と夕方とではお腹の膨らみ方が違い、授乳後しばらくの間嘔吐します。
発症後は、最初のうちは食欲がありますが、この状態が続くと食欲も低下していきます。
まれに、乳幼児で急に苦しがり、上腹部が著しく膨満する急性型で発症することもあります。
【胃軸捻症の原因】
胃、とりわけ上部の胃を周囲に固定する組織が弱くなっている、あるいは欠如しているために、授乳すると上部の胃がねじれて折れ曲がり、飲んだミルクが重しのようになって上部の胃を下降させます。
このため空気ばかりが小腸に移動していき、腸全体に空気ばかりが充満します。授乳したミルクが腸にいきにくくなり、吐いてしまいます。
空気をたくさん飲み込む癖のあるせいで発症する乳児もいます。
【胃軸捻症の治療】
新生児・乳児の胃軸捻症は慢性型で、発育とともに自然に治るのがほとんどです。
乳児になってもねじれが治らず、嘔吐、腹部膨満、便秘が続く場合は手術によって胃を固定することがまれにあります。
急性型の場合は、できるだけ早くねじれをもどす治療が必要です。
子供の医学辞典
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